正しいキャットフードの与え方


キャットフードの与え方も、猫ちゃんの健康を左右するので、いくつかの注意点を把握して正しいフードの与え方を意識しましょう。


◆BESTな食事回数や量を見極める

猫ちゃんの年齢や体の大きさに応じて、BESTな食事回数や、一回にあげる量が変わります。

子猫への食事回数や量は子猫の成長段階(月齢)と体重に合わせて調整が必要です。離乳したての頃は頻繁にあげる必要がありますが、その後は様子を見ながら減らしていき、6ヵ月を過ぎたら3〜4回程度が良いようです。また、与えるフードの種類によって異なるため、パッケージに記載されている推奨給与量やカロリーを参照するようにしましょう。

成猫の場合、食事の回数は2〜4回に分けて与えましょう。食事直後にフードを吐き戻してしまうようであれば、少量にして回数を増やして与えてみると吐き戻しを軽減できることがあります。咀嚼力や消化機能が衰えてきたシニア猫は1日3〜4回を目安にしましょう。

猫ちゃんの体の状態をチェックして、太りすぎであれば量を減らし、痩せすぎならば量を増やすという工夫は必要になります。 活発な子にはフードのパッケージ記載分量目安よりも多めに、あまり動かない子には目安よりも少なめにするなど、生活スタイルや体格に合わせた調整も大切になります。


◆メインはドライフードにする

総合栄養食はドライフードをメインにしましょう。ウェットフードは間違いなく食いつきが良いのですが、水分が多いため1日に必要な栄養素を摂らせるにはかなりの量を与える必要があります。

メインをドライフードにし、食いつきが悪い、水分を摂らないといった時にウェットフードをトッピングしてあげると猫ちゃんも食事を楽しめると思いますよ。


◆水も必ずあげましょう

猫ちゃんに多い、腎臓病や下部尿路疾患予防するためにも、1日に必要な水分量は、食事に含まれる水分量も合わせて、体重1kgあたり50mlのと言われています。 いつでも清潔で新鮮な水を飲めるようにすることが大切です。

あまり水を飲んでいないようなら、水分を多く含んでいるウェットフードに切り替えたり、いつも食べているドライフードをぬるま湯でふやかしたりなどの工夫が必要です。





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